Zigbeeの電波レベルやスループットが測定できる——「Zigbee電波テスター」
2017/02/21 18:30
スペクトラム・テクノロジーは2016年12月16日、ハンディサイズの「Zigbee向け電波テスター」を発売した。
開発元によると、Zigbeeのネットワーク解析には高価なスペクトラムアナライザなどが必要で、使用方法も複雑だという課題があった。
Zigbee電波テスターでは、難しい設定をすることなく自動的に測定と記録を行うことができる。そのためZigbee通信に関するスキルのない人でも、Zigbee導入時の設置場所の電波調査や、GPSデータと連携したヒートマップの作成が可能だ。ATコマンドを使ってZigbeeの電波受信レベルやスループットを測定した結果を、CSVやテキスト形式などで自動記録することができる。
また、トラブル発生時の解析のため、長時間のログデータを自動的に記録・保存することもできる。使用開始時にはLAN経由でntpサーバーと自動同期する機能もある。
Zigbee向け電波テスターの価格は、本体、キャリングケース、USB電源ケーブルなどのセットで3万円(税抜)だ。