音声認識やホームコントロールにも対応——ポータブルパーソナルアシスタントロボット「PLEN Cube」
2017/02/22 11:00
手のひらサイズのキューブ型ロボット「PLEN Cube」がKickstarterに登場した。
PLEN Cubeは、丸みを帯びたキューブ型の小型アシスタントロボットだ。フルHDカメラを搭載した上半分は可動式で、話し相手を見る、頭を傾げる、音楽に合わせてダンスをするなど多彩な動きがプログラミングされている。顔やモーションを追跡し撮影するスマートカメラ機能もある。
本体上面には2.2インチ、320×240フルカラーLCDディスプレイを搭載し、音声でのコマンドに従い、時間/カレンダー/デバイスのステータス/天気/音楽のタイトル写真/アクションなどを表示することができる。
モバイルアプリからPLEN Cubeのコントロール、設定やカスタマイズなどができる。本体にはマイクロフォン2個とスピーカーを搭載し、音声認識や音楽の再生が可能だ。Bluetooth/Wi-Fi通信に対応し、撮影した写真/ビデオはソーシャルメディアでシェアできる。また、家電をIRでコントロールすることもできる。
PLEN CubeはIntel Jouleをコアに採用し、ロボット制御はROS(Robot Operating System)、そしてウェブベースのオートメーションプラットフォームIFTTTアプレットに対応している。開発元によると、ユーザー向けコミュニティフォーラムを開設予定で、ボディカバーの3Dデータを公開したり、機能をカスタマイズするアイデアをシェアできる場所を提供する予定だという。
PLEN Cubeは4月22日までクラウドファンディングを実施中。目標額の5万ドル(約568万円)に対し、開始翌日には約1万5000ドル(約170万円)以上を集めている。
小売予定価格は449ドル(約5万1000円)で、今なら33%オフの早期割引適用分が299ドル(約3万4000円)で入手できる。出荷は2017年10月の予定で、送料は27ドル(約3070円)で日本への出荷に対応する。