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4K画質で360度3Dライブストリーミングできる——ポータブルVR配信システム「Hubblo PX6」

4K画質で360度3D動画の撮影と配信が可能なポータブルVR配信システム「Hubblo PX6」がIndiegogoにて出資を募っている。

Hubblo PX6は、三角柱形状のカメラボディの各側面に画角200°F値2.6の魚眼レンズカメラを2台ずつ計6台搭載し、360度3D動画を4K画質30fpsで撮影できるカメラシステムだ。

一般的に、360度動画を作成するためには各カメラからの画像を合成して360°画像となるよう、撮影後にスティッチング処理を行う必要がある。Hubbloはこのスティッチ処理を本体内でリアルタイム処理するため、面倒な後処理が不要だ。そのため、カメラとアプリを起動し、再生ボタンを押すだけで動画作成が開始できる。

また、複数のHubblo PX6をサーバーで同時接続の上、統合した映像を作り出すことも可能で、様々な視点からの映像による3Dストリーミング環境が作成できるとしている。

寸法は103×103×124mm、重量は800g。解像度は3D/360°で3840×2160(16:9)、2160×2160(1:1)の2種類、2D/360°では2160×1080(2:1)となる。動画のストレージには内蔵メモリ(32GB)に加え、外付けMicroUSB(128GB)が使用できる。4K画質/30fpsの動画であれば4.5時間分で64GB程度のサイズだ。スマホアプリでストレージの残量を確認することができる。また、無線通信はWi-Fi/Bluetoothをサポートする。

専用アプリは、iOS/Androidに対応する。FacebookやYouTube、Twitterなど、外部サービスと連携した動画の共有も可能だ。

Hubblo PX6の価格はカメラ、ACアダプタ、標準で1時間の撮影ができる4000mAhバッテリのセットで1329ドル(約15万2000円)。Indiegogoでは早期割引として、999ドル(約11万4000円)で購入できるプランなどを提供している。

Hubblo PX6はIndiegogoで4月上旬までクラウドファンディング中で、目標額は5万ドル(約570万円)。プロジェクトが順調に消化された場合、出荷は2017年7月を予定している。

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