RasPiO Inspiringは、8個のLEDを1cm間隔で並べた長さ10cmのボード「Straight 8」、24個のLEDを並べた1辺10cmの正三角形ボード「Triangle」、24個のLEDを並べた直径10cmの円形ボード「Circle」で構成される電子工作キットだ。

これらのボードを相互に接続することで、2D／3D形状の発光体を自在に作製することができる。また、ボードはプログラム制御できるため、インターネット時計（NTP）に合わせて円形のLEDボードを時計のように光らせたり、留守中にLEDを点灯させて空き巣被害の防止に活用したりできる。

発光はSPIでコントロール。pHATサイズのドライバボード（キット）が付属する。「Raspberry Pi Zero W」を使えばスマートフォンでコントロールすることも可能だ。RasPiO Inspiringのソフトウェアは作成済みで、まもなくGitHubにアップロードされる。

RasPiO Inspiringは2017年4月3日までクラウドファンディングを実施する。3月6日時点では、目標の1万ポンド（約140万円）を上回る約1万7000ポンド（約240万円）を集めている。

RasPiO Inspiringの価格は、最小構成のStraight 8が10ポンド（約1400円）。出荷は2017年9月の予定で、日本への送料は3ポンド（約420円）だ。最大構成のInspiring Bundleの価格は76ポンド（約1万1000円）。出荷はStrait 8と同じ2017年9月の予定で、日本への送料は9ポンド（約1300円）だ。