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組み立て簡単、プログラミングもできる——STEM教育向けロボット「Otto DIY」

子どもでも組み立ててプログラミングできるArduino搭載二足歩行ロボット「Otto DIY」がKickstarterで出資を募っている。

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Otto DIYは、ドライバーを使って2時間ほどで組み立てられる二足歩行ロボットだ。対象年齢は7才以上で、組み立てのインストラクションはイラスト版やオンラインビデオで公開されている。

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4個のサーボモーターを搭載し、前進、後退、右左折の動きができる。動作をプログラミングすれば、内蔵する超音波センサーで障害物を検知し避けたり、片足立ちやユニークなダンスを踊ることもできるという。内蔵ブザーで音階を奏でることもできる。

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コントローラーはArduinoを使用し、開発環境Arduino IEDでのプログラミングをサポート、さまざまな動きに対応したライブラリも用意するという。プログラムの転送はUSB経由だ。

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プロジェクトはクリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CC-BY-SA)に準拠し、条件を満たせば商業目的での販売も可能。Githubでデザインファイルを公開しており、自由にカスタマイズ可能だ。本体サイズは67×112mm。電源の単三電池は、組み立てキットに付属する。

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Otto DIYは、6月19日までクラウドファンディングを実施。5月22日時点で、目標額5900ドル(約65万5000円)に対し約1900ドル(約21万1000円)を集めている。

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組み立てキット一式の「Full Robot Kit」の価格は59ドル(約6550円)で、今なら数量限定の早期割引適用分が49ドル(約5440円)で入手できる。カバーを3Dプリンターで自作する「PYO Robot Kit」は36ドル(約4000円)だ。7月の出荷を予定しており、日本への送料は20ドル(約2220円)だ。

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