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Wi-Fi・BLE通信モジュール搭載——FRISKサイズのIoTデバイス「Nefry BT」

プロトタイピングボードや電子工作キットの開発などを手がけるスタートアップdotstudio(ドットスタジオ)は5月31日、初心者向けの小型IoTプロトタイピングボード「Nefry BT」のクラウドファンディングをkibidangoで開始した。FRISKケースサイズで、Wi-Fi・BLE通信モジュールを搭載。kibidangoの目標額20万円を即日達成している。

同製品は「簡単にインターネットにつながる」をテーマにした同社のIoTデバイス「Nefryシリーズ」の新製品。はんだ付けや複雑な接続なしで簡単に電子工作を始めることができる。

現在販売されている「Nefry v2」は、チップとしてWi-Fi機能を備えたESP8266を搭載しているが、新製品ではWi-Fiに加えてBLE(Bluetooth Low Energy)機能を備えたESP-WROOM-32(ESP32)を搭載。ビーコンとしての利用や、スマートフォンなどのBluetooth搭載デバイスと直接連携させることが可能になった。

Nefryシリーズでは、Arduino IDEでコンパイルしたプログラムをブラウザを経由してPC接続なしでリモート書き込みが可能だ。新製品はPC接続による直接書き込みも可能になっている。

またNefryシリーズはGroveシステムのセンサーを使用でき、はんだ付けなどを要せずケーブルを挿すだけで工作できるほか、Grove以外の入出力ピンも搭載。新製品ではさらにタッチパネルとして扱えるピンなどが増え、新しいICによりアナログ入出力にも対応した。

一般販売価格は5300〜6400円(税込)の予定。kibidangoでは、Nefry BT1個4600円(送料・税込み)をはじめ、各種制作キットなどを販売している。

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