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組立て済みで99ドル——FFF方式小型3Dプリンター「Obsidian」

安価なFFF(熱溶融積層)方式小型3Dプリンター「Obsidian」がKickstarterで人気を集めている。組立済みなので、箱から取り出してから電源プラグを接続し、フィラメントをセットすれば準備完了だ。

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Obsidianは、ベーシックな機能に絞ることで低価格を実現した3Dプリンター。300ドル以下で金属製部品による高剛性ボディを実現して人気を得た3Dプリンター「Trinus」の開発元であるKodamaの新製品だ。

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Obsidianは、上から下にビルドプレートが下がるトップダウン方式機構を採用している。また、タッチスクリーンやプリント中の監視ができるモニター、ABS樹脂などにも対応できるヒーテッドベッド(30~100度)、運転中に停電でストップしても「Resume」ボタンでプリントを再開できる停電リカバリー機能などもオプションで用意する。

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本体サイズは270×290×310mmで重さは5.5kg、造形サイズは120×120×120mm。積層ピッチは50~350μmで、推奨プリントスピードは60mm/秒だ。ノズル温度は180~250度で、径1.75mmのフィラメントに対応する。ファームウェアはMarlinベースで、スライサーソフトはCura、Simplify3D、Slic3rなどGcodeを出力する汎用品に対応する。

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上位モデルのデラックスタイプなら、ヒーテッドベッドを搭載し、PLA以外にも、ナイロン、ABS、PETG、PC(ポリカーボネート)、CF (カーボンファイバー)のフィラメントに対応し、ビルドインカメラによるiOS/Android対応アプリからリアルタイムのリモートモニタリングができる。

Obsidianは、7月29日までクラウドファンディングを実施。6月28日時点で、目標額10万ドル(約1120万円)の4倍以上の約43万ドル(約4820万円)以上を集めている。

プリンター本体のみのベーシックタイプの予定小売価格は199ドル(約2万2300円)で、今なら早期割引適用価格99ドル(約1万1100円)で入手できる。各種オプションやフィラメントがセットになったデラックスタイプの価格は249ドル(約2万7900円)だ。色はホワイト/ブラックから選べ、25ドル(約2800円)でPolyPlusのフィラメント1巻が追加できる。12月の出荷を予定しており、日本への送料はどちらも50ドル(約5600円)だ。

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