ものづくり文化展は、ものづくりの未来を担う「小さなつくり手」に発表の場や交流の場を提供し、コミュニティーの形成を促進して支援することを目的に毎年開催されているコンテスト。

レベルの高い作品が毎年寄せられており、2016年では、最優秀賞となったしたーじゅ氏の精巧な機械式腕時計をはじめ、木川暁仁氏によるYAMAHA YZR-M1 エンジンの精緻な1／4模型、username氏による自動車のフライホイールを使ったSuper CHARI（超自転車）のエネルギーユニット、Nakayasu氏による生きてるかのように鑑賞者の動きに呼応するLuminescent Tentaclesなど、力作やユニークな発想の作品が並んだ。

募集対象は、「メカトロニクス機器を使用している作品」、「メカトロニクス機器が内蔵されている工作機械（CNCや3Dプリンター）を使用して製作した作品」、「自作工作機械、及び、各社工作機械の改造例」、「個人または個人事業者の方が製作した作品」。削っただけ、組み合わせただけのシンプルな作品でも受け付け、すでに他のコンテストサイトなどへ応募済みの作品でもいい。また、一人で何回でも応募できる。出展料は無料だ。

応募するには、オリジナルマインドのメカトロニクス作品投稿サイト「メカトロライフ」に作品を投稿する。投稿ページ下部の「ものづくり文化展に応募する」にチェックを入れて「投稿する」をクリックするだけで応募が完了する。

選考の結果発表は12月末。最優秀賞1点、優秀賞1点、入選数点のほか、審査員賞2点、スポンサー賞5点を決定する。