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双葉電子工業、デジタル製造プラットフォームを展開するカブクを子会社化

ラジコンを始めとする電子機器や各種電子表示機器、生産器材などを製造する双葉電子工業は、カブクの発行済株式を取得する株式譲渡契約を締結して、2017年9月上旬を目途に連結子会社化すると発表した。

同社によると、これまで生産器材の標準化など合理化を進めてきたが、5月に発表した中期経営計画ではハードにソフト要素を付加した価値の創出をはかるという方針を打ち出していた。

今回子会社化を発表したカブクは、世界各国に製造工場のネットワークを保有し、オンデマンド製造サービス「Kabuku Connect」と、業務効率化を支援する工場向け受発注管理システム「Kabuku MMS」など、デジタル製造プラットフォームを展開している。

両社は、日本のものづくり業界の活性化と世界における競争力を向上するという方向性が一致し、中長期的に双方の事業成長スピードの向上が見込めると判断したことによるとしている。

なお、現在カブクが提供しているサービスは、既存・新規を問わず引き続き利用できる。さらに今後、両社が連携をしてグローバルにも通じるデジタル製造プラットフォームを構築し、新しいデジタル製造ビジネスを創出するとしている。

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