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動くしっぽが心を癒す——撫でるとしっぽを振るクッション型セラピーロボット「Qoobo」

しっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo」が、Kickstarterにて出資を募っている。

Qooboは「BOCCO」などを製作したユカイ工学が手がける、しっぽの付いたクッション型ロボットだ。背中にあたる部分を撫でると、しっぽが動物のように反応する。

反応は撫で方によって変化し、ユーザーの自由な解釈により、擬似的な心のやりとりを生み出す。しっぽの動きについてはよりリアルに、楽しくコミュニケーションがとれるよう、現在も開発を進めているという。

カラーバリエーションはクールなHUSKY GRAYと、優しい色合いのFRENCH BROWNの2色を予定。膝に乗せたり、抱き上げたときに心地良い重さ、サイズ感、撫でた時に気持ち良い手触りにこだわっている。

開発元によると、あえてしっぽと毛並み以外は動物的な要素を減らしたとのこと。ファー部分は取り外しが可能。ユーザーが好みの布地を使ってカスタマイズできるように、毛皮部分の型紙公開も予定している。

しっぽ部分の構造は、しなやかで豊かな表現ができるよう、数多くの実験と試作が繰り返されている。

自然な動きが再現できるよう、各部分ごとに最適な素材を選択し、しっぽの部分ごとに美しくしなるように調整。また、さまざまな環境で人と過ごすことを考慮し、耐久性も備えている。

サイズは330×160×540mm、重量は約1000g。電源は乾電池または充電池(未定)で、充電池となる場合は充電用ACアダプタが付属する。電池の持ち時間は8時間以上としている。 Kickstarterでの購入価格は1万円。別途送料が2000円(国内発送時)必要だ。

QooboはKickstarterにて、12月3日までクラウドファンディング中だ。目標額500万円に対し、10月23日時点で320万円以上を集めている。製品発送は2018年9月の予定だ。

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