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IT×伝統技術の融合による靴作り——3D計測でフルオーダーメイドのパンプスを作製する「Eoluna」

3D計測により、自分の足の形にフィットするオーダーメイドのパンプスを製作するサービス「Eoluna(エオルナ)」が、Makuakeにて出資を募っている。

Eolunaでは従来、紙とメジャーを用いていた足の型取りを3Dスキャナーで代用する。 カウンセリングを交えながら足を計測し、数分で3Dデータ化。測定に要する時間は60分程度で、骨や血管の形状に至るまでを正確に数値化可能だ。取得したデータを整形した上で、3Dプリンターにより木型を製作する。

従来の手作業による木型作りは、完成まで1カ月以上かかっていたが、3D技術の掛け合わせにより、わずか2日で木型を製作できるという。

こうして出力された木型を元に、ベテラン職人が靴を1足1足手作りする。年齢や歩き方、靴底の減り方、気にしているポイントなどのカウンセリング内容をもとに、えぐりの深さや踵や踏まずの高さ、中敷/底材の厚さなどをミリ単位で加工する。

オーダー内容については、デザイン/素材/カラーだけでなく、トゥや甲えぐりの形、ヒールの高さなども指定できる。

Makuakeでは、プレーンパンプス1足を6万5000円(税込)、デザインパンプス1足を7万円(税込)で製作できるプランなどをラインアップしている。特典として、購入した靴の生涯メンテナンス保証や、シューズアドバイザーへの悩み相談も用意する。

目標額300万円に対し、2018年1月15日時点で170万円以上が集まっている。納品は同年5~6月(サイズ計測から約3カ月後)の予定だ。

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