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VR用の360度パノラマ撮影ができる——Raspberry Pi用超広角カメラモジュール「VR220」発売

アールエスコンポーネンツは、VR用の360度パノラマ撮影ができるRaspberry Pi用超広角カメラモジュール「VR220」の販売を開始した。

同製品は、ロボット開発を手掛けるレックデザインと、業務用カメラレンズメーカーのインタニヤによってRaspberry Pi向けに共同開発された、超広角レンズ搭載のカメラモジュールだ。

ソニーのIMX219PQイメージセンサーを内蔵した既存のカメラモジュールRaspberry Pi Camera V2に、視野角220度の超広角レンズを搭載したもので、360度半天球映像を動画や静止画として撮影できる。

撮影した画像は、インタニヤが無償提供するVR写真変換サイト「Entapano VR」でVR用の360度画像に変換でき、ヘッドマウントディスプレイ用のVRコンテンツとして楽しむことができる。VR用のほか、小型カメラモジュールとして、ドローン、監視カメラ、マシンビジョンなどの用途でも利用できる。

本体には、昼光用カメラで使用するための赤外線(IR)フィルタ付き(品番:167-5922)と、Pi NoIRカメラと組み合わせて使用するブルーライトフィルタ付き(品番:163-3895)がある。また220度から98度までの4種類の視野角がある交換レンズ全8種類と改造キットも用意した。

同社の通販サイト「RSオンライン」でのカメラモジュール単体の価格は8300円(税抜)となっている。

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