幼児から大人まで幅広い年齢層を対象——プログラミング教育用ロボット「KicoBox」
2018/03/05 12:00
幼児から大人まで幅広い年齢層を対象にしたプログラミング教育用ロボット「KicoBox」がKickstarterで出資を募っている。
各レッスンのプログラムはアイデアカードと呼ばれるカードに描かれている。レッスンは年齢に合わせて考えられており、6歳以下の子どもには音と光、7歳~11歳にはライントレース機能を持つロボット、11歳~14歳にはテキストベースのプログラミング、15歳以上にはAIやIoTの学習をテーマとした内容になっている。プログラミングはScratchまたはArduino IDEで行う。
KicoBoxはMega2560マイクロコントローラーを搭載。キューブ型のボディに有機ELディスプレイ、Bluetooth通信機能、スピーカー、赤外線センサー、タッチボタン、拡張スロットを備えている。重さは180g。ボディの色は青、赤、黄色が用意されている。
KicoBoxの早期割引価格は79ドル(約8400円)。パッケージには8種類のアイデアカード、ケーブル、ホイール2個とアプリケーションの無料ダウンロード権が含まれる。出荷は2018年5月の予定で、日本への送料は無料だ。
KicoBoxは2018年3月27日までクラウドファンディングを実施するが、2018年3月5日時点で約9800ドル(約103万円)を集めており目標の1万ドル(約106万円)をほぼ達成している。