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さくらインターネット、通信モジュール用ファームをアップデート——待機電力を最大80%削減

さくらインターネットは、IoTプラットフォーム「sakura.io」の通信モジュール「sakura.ioモジュール(LTE)」用に、待機中の消費電力を最大80%削減できるファームウェアをリリースした。

photo sakura.ioモジュール(LTE)

sakura.ioは、データ通信モジュールと通信環境、そしてデータの保存や連携処理に必要なシステムを、一体で提供するIoTのプラットフォームだ。

sakura.ioモジュール(LTE)をユーザーの装置に組み込むと、簡単なコマンドでsakura.io プラットフォームとの間でデータの送受信が可能となる。デジタルIOとADC入力も備え、ホストMCUなしにモジュールだけで使うこともできる。

最新ファームウェアの省電力機能を使うと、待機中の消費電流が従来の約70mAから約14mAとなり、sakura.ioモジュールを搭載した製品のバッテリー駆動時間を延ばすことができる。

sakura.ioモジュール(LTE)を利用中であれば、ファームウェアを最新版に更新して本機能が使える。sakura.ioの料金内で使用できるが、2017年4月の正式版提供前のβ版モジュールでは利用できない。

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