大切な物に貼って使えるシール型紛失防止デバイス「MAMORIO FUDA」
2018/05/25 12:30
紛失物防止タグを手掛けるMAMORIOは、電子機器や文房具などに貼り付けて使えるシール型の紛失防止デバイス「MAMORIO FUDA(フューダ)」を2018年6月1日に発売する。
以前、fabcrossでも紹介した「MAMORIO」は、Bluetooth Low Energy(BLE)通信機能を内蔵したタグ。スマートフォンと連係して置き忘れ防止に役立つ製品で、MAMORIOから一定距離を離れるとスマートフォンにアラートを送って知らせてくれる。アラートに気付かず置き忘れてしまった場合でも、MAMORIOが最後にあった時刻と場所をアプリから確認できる。
また、他のMAMORIO使用者が置き忘れたMAMORIOとすれ違って電波を受信した場合に、その場所を持ち主に通知してくれる「クラウドトラッキング機能」も利用できる。特定の駅の遺失物センターや忘れ物取扱所など、「MAMORIO Spot」として登録された場所に届けられた場合にも通知を受けることができる。
従来のタグ型やボタン型のMAMORIOはバッグに取り付けたり財布に入れたりして使うが、キーリングやポケットなどがない物には対応できなかった。新発売のMAMORIO FUDAは、大切な物に直接貼り付けて使うシール型だ。タブレット、Wi-Fiルーター、充電器などの持ち歩く電子機器、書類ファイルやカード入れに手帳、ノートなどの文房具などに貼り付けて置き忘れを防止できる。
MAMORIO FUDAの大きさは24×36.2×3.4mm、重さは3.4g。有効通信距離は約60メートルだ。リチウム電池駆動で、電池寿命は約1年。電池交換プログラム「OTAKIAGE(おたきあげ)」が有償で利用できる。専用アプリはiOS9.0以上、Android4.3以上対応だ。
MAMORIO FUDAの価格は、2980円(税込)。色はブラックとホワイトの2種類が用意されている。