The SV Startups 100、「シリコンバレー発、オープンイノベーションガイドブック」発刊
2018/06/05 16:30
シリコンバレーの現地メディアThe SV Startups 100編集部は、オープンイノベーションの意義、方法、事例、プロフェッショナルインタビューをまとめた「オープンイノベーションガイドブック」を発刊した。
有望なスタートアップの集積地であるシリコンバレーでは、多くの日本企業が世界最先端の技術やビジネスモデルを求めて活動している。しかし日本企業とスタートアップとの協業においては、事業戦略の欠如、スタートアップとのスピード感の違い、社内のスタートアップ受け入れ体制の未整備など、多くの課題があると言われている。本書では、どうすればスタートアップとうまく協業できるのかを、さまざまな事例やインタビューをもとにポイントを解説している。
インタビューでは、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)、独立系ベンチャーキャピタル(VC)、大学という異なる立場で、シリコンバレーで活躍するプロフェッショナルたちに、スタートアップの協業について取材している。
- 設立27年のCVC、Intel Capitalの投資家が明かす「シリコンバレーで長期継続型CVCになるための秘訣」
- 「運用総額30億ドル、シリコンバレーのVCに聞く注目の投資トレンドとスタートアップエコシステムへの関わり方」
- スタンフォード大学研究員が語る「シリコンバレーの日本企業が陥る、10のワーストプラクティス」
日本企業のシリコンバレー活用のトレンドや具体的な事例では、どのようにシリコンバレーを活用し、オープンイノベーション活動を推進しているのか、Honda R&D Innovationsやコマツなど、日本企業の事例を紹介している。