スマートウォッチで空気圧をチェック——バイク用タイヤ空気圧監視システム「FOBO Bike 2」
2018/10/29 10:00
バイク用タイヤ空気圧監視システム(TPMS)「FOBO Bike 2」が、Indiegogoでクラウドファンディング中だ。Bluetooth4.0/5.0対応で、スマートウォッチなどでタイヤの空気圧をチェックできる。
TPMSは、タイヤ空気圧の低下などの異常を検出した際に運転者に警告を発するシステム。自動車の基本的な機能として、欧米では新車への装備が法律で義務付けられている。バイクへの装備は任意だが、近年、安全機能としてメーカー側が装備を進めている。
FOBO Bike 2は、タイヤのエアバルブに取り付ける直接式TPMS。リアルタイムかつ継続的にタイヤの空気圧をモニターし、ユーザーが設定した値からある一定の幅を超える値に達すると、Bluetoothを介してスマートフォン、スマートウォッチ、ヘッドセットにアラームを送る。ライダーは、音や振動、SMSによりタイヤ空気圧の低下を知ることができ、すぐに対処できる。
FOBO Bike 2は、空気圧が急速に低下したときに直ちにアラームを出すほか、空気圧が徐々に低下するスローリークも検出できる。
FOBO Bike 2は、専用アプリ1つで複数台のバイクのタイヤ空気圧をモニターできる。アプリはiOS9.3またはAndroid 5以降に対応。また、FOBO Bike 2を取り付けたバイクを仲間のライダーに貸した場合、そのバイクのタイヤの状態を自分のスマートフォン上だけでなく貸した相手のスマートフォン上でもアプリで確認できる。
FOBO Bike 2の大きさは直径20.2×高さ16.2mmで、重さは7.6g(電池を含む)。色は黒またはシルバーの2種類だ。センサーの動作温度は-40℃~+85℃で、防じん防水性能はIP57(防じん形/防浸形)。ボタン電池(CR1632)1個で1年間作動する。
FOBO Bike 2の早期割引価格は、2輪用が69ドル(約7700円)、3輪用が103ドル(約1万2000円)。出荷は2018年12月の予定で、日本への送料は10ドル(約1100円)だ。
FOBO Bike 2は2018年12月1日までクラウドファンディングを実施。2018年10月29日時点で、目標の8000ドル(約90万円)を既に達成し約8200ドル(約91万円)を集めている。