micro:bitでロボットプログラミング——モジュラー式組み立てロボットキット「Qdee Robot Kit」
2018/11/12 14:30
モジュラー構成で簡単に組み立てられるロボットキット「Qdee Robot Kit」がKickstarterに登場し、人気を集めている。
Qdee Robot Kitは、BBCが開発したSTEM教育向けマイコン「micro:bit」を使い、ユーザーがロボットの組み立てを通じて機械や電子機器への理解を深めると同時に、プログラミング学習もできるキットだ。低年齢(対象年齢8歳~)でも楽しめるよう、レゴブロックと組み合わせることもできる。
Qdee Robot Kitの要となるmicro:bitは、RGBライト、サウンドセンサー、IRセンサー、ブザーを備えたモジュラー式の拡張ユニットに収められている。ボディの素材はアルミニウムやABS樹脂などで、スターターキットとスタンダードキットの2種類を用意する。スターターキットは、組み立てると戦車型になり、モーター、超音波センサー、ラインフォロワー、拡張ボードなどが含まれる。スタンダードキットには、さらにサーボ、カラーセンサーやブロックが加わる。
プログラミングは、micro:bitをサポートするMicrosoftのMakeCodeで、ドラッグ&ドロップでプログラミング可能。スマートフォン、PCのほかに、IRセンサーを利用したリモコン制御や、家電のコントロールもプログラミング次第で可能だ。
特別価格は、micro:bitが付属しないスターターキットが379香港ドル(約5500円)、スタンダードキットが769香港ドル(約1万1000円)。出荷は2018年12月の予定で、送料はスターターキットが5ドル(約570円)、スタンダードキットが8ドル(約910円)だ。
Qdee Robot Kitは、2018年12月17日までクラウドファンディングを実施中。11月12日時点で、5万香港ドル(約72万円)の目標額を上回る約36万香港ドル(約522万円)以上を集めている。