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匂いVRデバイス「VAQSO VR(Dev Kit)」発売——ホットコーヒーからゾンビまでVRコンテンツから匂いが出せる

VAQSO(読み:ばくそー)は、VR体験に匂いを加えるデバイス「VAQSO VR(Dev kit)」を、VR開発者向けに発売した。

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VAQSO VRは、各種VRヘッドセット下部に装着することで、VR映像と連動してさまざまな匂いを出すことができるデバイスだ。映像と匂いを同時に感じさせるような、よりリアリティの高いVRコンテンツの開発が可能になる。

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匂いの種類は、海や森などの環境系、コーヒーやカレーなどの飲食物系、その他ゾンビやミント、花束など合計15種類のカートリッジを用意し、今後さらに拡充する予定だ。本体には最大5種類のカートリッジを装着することができる。法人向けに匂いのオーダーメイド開発も行う。

VRヘッドセットとはBluetoothまたはUSBケーブルで接続。VRコンテンツ中で匂いを切り替えたり強弱をつけたり、瞬時に消したりするAPI(UNITY)を提供する。

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VAQSO VR(Dev kit)は、本体の他にカートリッジを5個、匂いリペアボトルを5個で、999ドル(税、送料別)で、同社サイトから購入できる。本体サイズは30×147×83mm、重量が125gだ。

また同社は、LVMH系高級香水ブランド「Maison Francis Kurkdjian(メゾン フランシス クルジャン)」のマスターパフューマーであるフランシス・クルジャン氏がアドバイザーに就任したことを発表した。同氏の助言を最大限生かしながら、製品開発、サービス拡充に取り組んでいくという。

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