新しいものづくりがわかるメディア

RSS


光を失った犬に心の光を——視力を失った犬のための装着具「ドッグバンパー・イージー」発売へ

AtomicWorksは、ケガや病気で視力を失った犬用装着具「ドッグバンパー」の廉価版として、「ドッグバンパー・イージー」を2019年1月に発売する予定だ。

従来品のドッグバンパーは完全オーダーメイドで、愛犬の身体のサイズや体形に合わせて3Dプリンターで製作するため造形時間が長く、製品価格が高くなりがちという課題があった。

ドッグバンパー・イージーは地面に近い障害物に引っかからないよう、従来品のドッグバンパーに装備される先端角度切換機構、家具防傷プロテクターなどを廃止。さらに、獣医師のアドバイスを得て3Dプリント造形時間が長いサイドフレームも廃止し、サイズの小さい背あてを採用するなどの改良が施されている。

装着によるストレス軽減のため、重量にもこだわって製作されており、従来品で100g以下と軽量だ。

素材にはPLA樹脂を採用。価格は1万円~2万5000円(税別)で、愛犬の身体の大きさにより価格が変動する。

若年性白内障で寝てばかりのキャバリアが走って散歩できるようになった例や、緑内障のMシュナウザーの眼圧が下がった、目の腫れが改善されたという例もあるという。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

今人気の記事はこちら

  1. ラズパイオシロを自作しよう——Raspberry Pi Pico用オシロスコープ基板DIYキット「PL2302KIT」
  2. リチウムイオン電池より4倍高いエネルギー密度のリチウム空気電池を開発
  3. 航続距離1000kmのeVTOL「Vertiia」が初の飛行試験に成功
  4. FFF方式3Dプリンターを高速化——「Creality SONIC PAD」発売
  5. 基板のパターンが109キーボードの配列──はんだ付けだけで自由にキーボードを自作できる「FLINT キーボードを作ろうぜ!キット2」
  6. スペクトラム・テクノロジーがRaspberry Piを使いWi-Fi 6Eに対応した「WiFiプロトコル・アナライザ V2」を販売開始
  7. 土日で完成! 趣味のラズパイ BME680の測定データを小型ディスプレイに表示させる
  8. 電子工作初心者向け「ゼロからよくわかる! Arduinoで電子工作入門ガイド 改訂2版」発刊
  9. 手回し式靴下編み機を作って靴下を編んでみた
  10. 無線LAN対応ラズパイPico——スイッチサイエンス、技適取得済みの「Raspberry Pi Pico W」発売

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る