自分で絵を描く手作り傘——二重張りの日傘づくりが体験できるワークショップ
2019/01/17 13:00
「かわず張り」と呼ばれる二重張りの日傘を職人と共につくるワークショップがMakuakeでプロジェクトを開始した。
かわず張りとは、傘生地を外側だけではなく内側にも張る特殊な技法だ。日傘にした際に、内外の布の間に空気の層ができることで、より涼しくなるという効果がある。内側から見た様子がカエルの水かきに似ていることから、かわず張りの名称が付いた。
ワークショップでは、参加者が外側の生地の色を水色、赤、紺、ベージュの4色から選択。内側の白生地に自由に絵の具で絵を描き、それをプロジェクト主催者である老舗洋傘店「小宮商店」の女性傘職人が、傘骨に張って手元をつけて日傘に仕上げて送付してくれる。
今回のワークショップ形式のプロジェクトは、傘職人が減少するなか採用した女性傘職人の新たなステップへの挑戦として発足したという。
ワークショップは2019年1月から同年3月にかけて、全5日間、午前午後の2部制で合計10回開催。時間は各2時間で、場所は東京都中央区東日本橋の小宮商店工房内だ。参加費用は限定11人10%オフで2万9160円、または限定50人で3万2400円(いずれも税込)となっている。参加者には「てるてる坊主」の房飾り、名入れ、プレゼントラッピングの特典も付く。
今回のプロジェクトではワークショップの他に、『早割20%オフ』イベント記念新商品 婦人裏縞55cm16本骨(限定10本)2万1600円(税込)のリターンも用意されている。
プロジェクトはAll-in型で、目標金額50万円。2019年3月29日まで募集する。