「明日から本気出す」はもうやめる——押しボタン型時間管理デバイス「kotobo」
2019/03/05 11:00
取り組んだ時間をウェブアプリに自動送信して表やグラフで表示する、押しボタン型時間管理デバイス「kotobo(ことぼ)」がGREEN FUNDINGに登場した。
Kotoboの使用方法は、ボタンを押してから勉強などの取り組みを開始し、終わった時にもう一度ボタンを押すだけだ。取り組んだ時間は、kotoboがウェブアプリに自動送信し、記録されたデータは表やグラフで表示できる。
タイマーによって時間を区切り、生産性向上をはかる「ポモドーロテクニック」として機能もあり、休憩や再開のタイミングを光や音で知らせてくれる。
開発元によれば、何かを始める時にkotoboのスイッチを押すという行為をルーチン化することで意識が刷り込まれ、kotoboを目にすると、勉強や仕事をスムーズに開始できるシンボルオブジェクトとしての役割も果たすという。
kotoboは、Wi-Fiで無線LANルーターに接続して使用するため、スマートフォンやPCは不要で作業に集中できる。Wi-Fiが使えない場所では、データを本体のメモリに記録し、Wi-Fi接続時にまとめて送信する。音のオン・オフの切り替えも可能だ。
本体サイズは75×75×53mm、質量は約100g。リチウムポリマー電池を使用し、連続使用では約9時間、スリープ時は約2カ月。データ保存先は、本体メモリおよびウェブアプリとなる。
kotoboはGREEN FUNDINGにて、2019年4月19日までクラウドファンディング中だ。目標額100万円で、3月4日時点で47万円以上を集めている。製品発送は2019年10月末の予定だ。