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German RepRap、LAM方式3Dプリンターの新モデル「L320」を発売

German RepRapは、LAM(Liquid Additive Manufacturing/液体付加製造)方式3Dプリンターの新モデル「L320」を発売した。

LAM方式は、射出成形に使われるLSR(液状シリコーンゴム)をFFF方式と同様にエクストルーダーで押し出して、層を堆積しつつ高温のハロゲンランプにより熱硬化して造形するこれまでにない3Dプリンティング方式だ。

LAM方式による造形物は熱硬化により各層が分子レベルで化学的に結合し、射出成形と比べ遜色ない特性を発揮するという。同社によれば、これまでにLAM方式で試作したサンプル部品で、射出成形で作られたサンプルと比べ、引裂強度100%、引張強度90%、硬度90%、伸張度85%を達成している。

German RepRap L320
German RepRap L320

German RepRapは、以前fabcrossで紹介したLAM方式3Dプリンターの初の市販モデル「L280」を2018年11月に発売している。L320はその後継機で、カートリッジシステムなしの状態で外寸800×960×1957mm、重量約350kgと、L280に比べ大きくなっている。造形サイズは250×320×150mmで、L280より造形サイズの横幅は14%大きくなった一方、縦幅は約11%、高さは25%小さくなっている。他の仕様はL280とほぼ同じだ。

German RepRap L320
German RepRap L320

プリント材料は、Dow Chemical Company製の液状シリコーンゴム「SILASTIC 3D 3335 Liquid Silicone Rubber」を使用している。材料特性は射出成形LSRの特性とほぼ一致しており、造形物を量産する射出成形プロセスへの移行も容易だという。

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