Makeblock Japan、幼児のSTEAM教育に適したタッチ式プログラミングロボット「mTiny」を発表
STEAM教育のソリューションを提供するMakeblock(本社:中国・深セン市、創業者CEO:王建軍)の日本法人Makeblock Japanは、2019年9月27日にSTELABO汐留で開いた記者説明会で、幼児・児童向けにタッチペンを使ってプログラミングできるロボット「mTiny(エムタイニー)」を発表した。
STEAM教育のソリューションを提供するMakeblock(本社:中国・深セン市、創業者CEO:王建軍)の日本法人Makeblock Japanは、2019年9月27日にSTELABO汐留で開いた記者説明会で、幼児・児童向けにタッチペンを使ってプログラミングできるロボット「mTiny(エムタイニー)」を発表した。
Makeblock Japan カントリーマネージャーの菊池裕史氏は、2020年度に小学校でプログラミング教育が必修化されることから、子どもたちがプログラミングに触れる機会が増えており、より低年齢の子どもを対象としたプログラミング教材の需要も増していると説明する。
mTinyは、パンダに似た形で目の部分が液晶ディスプレイになっているロボット本体と、無線で接続してジョイスティックとして動かしたりプログラムコードを送信したりできるペン型コントローラー、ロボットを動かす命令(プログラムコード)が図案化された指令カード、ロボットに上を走らせることでインタラクティブに遊べる地図パネル、mTinyの遊び方が分かるストーリーブックなどがセットになっている。希望小売価格は1万7000円で2019年10月11日発売予定。子どもたちは、mTinyを使ったゲームやレッスンを通して論理的な考え方や問題解決能力を養うことができるとしている。
日本でのmTiny事業でMakeblock Japanと提携するスマートエデュケーション 代表取締役の池谷大吾氏は、同社の園児向けICT教育カリキュラム「KitS」の中でmTinyを採用し、今後、幼稚園や学校を対象として、教育機関向けのカリキュラムも提供すると発表した。
2019年 6月に幼児から小学生までを対象としたSTEM教育事業に参入発表したSB C&Sの、新規事業本部 IoT事業推進本部の石川純二氏は、国内外STEM教材の流通事業でmTinyを取り扱い、アマゾン合同会社や大手家電量販店などの販売業者にて販売開始するという。