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猫の生活をスマホで見守る「Catlog」がローンチ——クロネコヤマトとのコラボも発表

RABOは、猫の生活をテクノロジーで見守るIoTプロダクト「Catlog」をローンチし、Makuake先行予約分の発送とiPhoneアプリを公開した。また、オフィシャルストアにて数量限定で一般販売も開始した。

Catlogは2018年10月にMakuakeにてクラウドファンディングを実施、開始22時間で100万円を集めるなどして注目を集めた。

猫の活動データを24時間記録し、バイオロギング解析技術/機械学習を用いた処理により、実際の行動に分類。歩く/走るなどの運動や睡眠/休息/食事など、留守番中の行動を外出先からスマホで確認できる。家族や獣医、キャットシッターともアカウントを共有可能だ。

プロダクトはペンダント、Home、アプリで構成される。ペンダントに内蔵された加速度センサーが、猫の行動ログを取得する。Homeは無線LANと接続し、ペンダントからのデータを受け取りサーバーへ転送。飼い主はスマホアプリで猫の行動を確認できる。

ペンダントは猫のための専用仕様で、軽量小型化やヒゲに当たらない設計、音の鳴らない部品、身体に優しい素材など、猫の特性を考え、猫に特化して製作している。

従来のペット向けウェアラブルデバイスは、基本的には記録した活動量の生ログや活動量の増減のみでのグラフ表示のため、行動ごとの状況把握は困難だった。Catlogではバイオロギング解析技術/機械学習を採用し、各行動に分類した上で、猫の行動をわかりやすくアプリに表示する。

ネットワーク中継機器(Home)の利用により、外出先からスマホで猫の様子を確認できる。帰宅後のデータの吸い出しなどは不要だ。

今回ローンチした初期バージョンでは、猫の行動のうち、ごはん/睡眠/歩く/走る/運動を検知できる。今後、より多くのデータが集まることで、上記に加えて水飲みやジャンプ、嘔吐、トイレなどの行動の検知に順次対応する予定だ。

利用したい機能に応じて、3つのプランを用意。プチみまもりプラン(無料)では、現在および直近の猫の行動を確認できる。加えて、みまもりプラン(月額390円)ではアイコンを飼い猫に似せるカスタマイズや、共同飼い主の設定などが可能だ。さらに、猫バカプラン(月額580円)では全てのデータが無期限で参照可能となる上に、1年に1度「リアル猫日誌」が製本されて届く。

「猫」という共通点を通じクロネコヤマトとのコラボも実現。Catlog×クロネコヤマトの専用宅急便コンパクトパッケージを開発/製造し、クロネコヤマトがCatlogを届ける。

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