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リハビリを支援し、VRのリアリティを強化する人工皮膚を開発

La peau artificielle s'adapte à n'importe quelle morphologie© 2019 EPFL

医療のリハビリテーションやVRの触覚フィードバックに応用できる人工皮膚が、スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)で開発された。

ソフト空気圧アクチュエーター(SPA)と呼ばれるこの人工皮膚は、空気圧アクチュエーター層とセンサー層で構成されており、使用者の手首の形状にぴったりとフィットし、圧力/振動として触覚フィードバックを提供することができる。

空気圧で膨らむアクチュエーターは厚さ500μm以下と薄く、100Hzで振動させることができる。液体と固体のガリウム混合物で作られたセンサー層は、皮膚の変形量を継続的に測定してマイクロコントローラーに送り、使用者に送られる触覚フィードバックをリアルタイムで調整して、可能な限りリアルな触感を作り出すことができる。

詳細はロボティクス関連ジャーナル『Soft Robotics』に掲載されている。研究論文の代表執筆者のHarshal Sonar氏は、「アクチュエーターとセンサーを統合した柔らかい人工皮膚の開発に成功した。これにより、使用者が感じる振動性の刺激作用を調整する閉ループ制御が可能になる」と、説明する。またSPAは触覚フィードバックの他、医療分野における自己受容感覚の検査のようなウェアラブルアプリケーションにも適しているという。

fabcross for エンジニアより転載)

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