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コンサートの臨場感を——重低音を体で感じるウェアラブルサブウーファー「BassMe」#CES2020

アメリカのラスベガスで開催された国際見本市「CES 2020」で、フランスのスタートアップStudio Duroyが開発したウェアラブルサブウーファー「BassMe」がイノベーションアワードを受賞した。

BassMeは、肩に装着することで重低音を体で感じることができるウェアラブルデバイス。サブウーファーが胸の中心にくるように右肩から装着し、胸郭にサウンドと振動を直接届ける。ヘッドホンやVRキットなどとBluetoothまたはケーブルで接続して使うことで、これまでに経験したことのない没入感と新たなオーディオ体験が得られる。

最新の音波技術、振動技術を融合することで、音楽や映画、ゲームなどが発するあらゆるサウンドのリッチな低周波を直接体に届けてくれるため、ヘッドホンだけでは捉え切れなかった広範な周波数を体感できるようになる。音楽ならコンサートの臨場感を、映画やゲームではリアルなガンショットや車のエンジンのサウンドと振動を再現する。

ラグ(遅れ)ゼロで振動を効率よく届けてオーディオを補うため、ヘッドセットだけで聴いている時に「物足りない」と感じて音量を上げていたようなことはなくなるという。専用アプリのイコライザーで、出力のカスタマイズやリスニングプロファイルの選択、設定の保存などができる。

重さ310g、出力26W、Bluetoothのレンジは9mで、約3時間の充電で約6時間の再生が可能。CE認証を取得している。

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