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USB2.0対応の小型PICマイコンボード「Tesla Board」

USB2.0対応の小型PICマイコンボード「Tesla Board」がKickstarterに登場し、バッカーを募っている。

Tesla Boardは、ホビーやプロトタイピングなどに向いたPIC18F2550ベースのPICマイコンボード。USB2.0に対応しており、フルスピードでデータを転送できる。

Tesla Board

PIC18F2550は、フラッシュ32KB、SRAM 2KB、ADC×10、USB、UART/USART、SPI、I2Cおよびタイマー×4搭載のPIC。Tesla Boardのクロック周波数は48MHzだ。

Tesla BoardのピンアウトはArduino nanoと部分的に互換性があり、クリエイターはArduinoシールドの多くを使うことができるとしている。大きさは、Arduino nanoとほぼ同じ17.9×43.7mm。電源は、VINピンから供給できるほか、USBバスパワーやICSPからの供給も可能だ。

Tesla Board
Tesla Board

プログラミングは、MPLAB、Pinguino、MicroCode Studioなどの組み込みシステム用開発環境を使って行う。

Tesla Boardのキャンペーン価格は、本体とmicro USBケーブルがセットになったBasic Kitが500メキシコペソ(約2300円)で、本体3個にmicro USBケーブル、LCDディスプレイ、温度センサー、超音波センサーなどがセットになったAdvance Kitは5000メキシコペソ(約2万3000円)。出荷は2020年6月の予定で、日本への送料は600メキシコペソ(約2800円)だ。

Tesla Boardは10万メキシコペソ(約46万円)を目標に、2020年5月2日までクラウドファンディングを実施する。

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