ハチたま、スマートねこトイレ「toletta」無料貸出で保護猫施設を支援
2020/04/15 14:00
ハチたまが、スマートねこトイレ「toletta」100台を保護猫施設へ無料配布する「保護猫施設支援プロジェクト」を開始した。
同社によると、新型コロナウイルスの影響で保護猫施設も休業を余儀なくされ、譲渡会も中止になっているという。保護猫を施設に滞在させ、限られた人数のスタッフが通って状況が落ち着くまで世話をするしかない状況だ。
そのような状況にある保護猫施設を支援するため、遠隔から猫の状況が確認できるスマートねこトイレtolettaを無料配布するプロジェクトを開始した。
tolettaは、猫がトイレに入るとセンサーが感知して動画撮影を開始。同時に体重と排泄物の量を計測してそれらの情報をスマートフォンやタブレットに送信する。また、AIによる顔認識によって、多頭飼育の場合でも登録した猫ごとにデータを自動振り分けする。これによって、遠隔からでもトイレの状態や健康状態が確認でき、施設スタッフの負荷軽減につながるという。
今回のプロジェクトでは、「AI見守り機能」や「LINEによる獣医師への相談」が利用できるベーシックプランを3カ月間無料で提供する。無料期間終了後にサブスクリプションプランを継続しなくても、toletta本体の機能はそのまま利用できる。
申し込みは専用フォームから2020年4月30日18時まで受け付けている。数量限定のため、申し込み多数の場合は、配布数を調整したり、配布できない場合がある。tolettaの発送は同年5月上旬の予定だ。