同プリンターは、固定プリントヘッドを備えた独自の回転造形プラットフォームを採用。これにより本体サイズを抑えても大型の造形ができるようになった。約50万色が再現可能で、PANTONEカラーにも対応、5種類の同時プリントもできる。

また、静音性にも優れ、空気清浄機「ProAero」との組み合わせることで造形時の臭気を抑えることができるため、さまざまな場所に設置可能だ。

GrabCAD Printソフトウェアを完全にサポートしているため、SOLIDWORKSやCATIA、PTC Creo、Siemens NX、Inventorなどの一般的なCADファイルをはじめ、STL、OBJ、VRMLの従来からのファイルを、最新のMFファイルフォーマットへスムーズにインポートすることができる。

造形材料は50万色に近いCMYKカラーおよび2000色近くのPANTONEカラーを実現する「VeroVivid」、透明な素材をシミュレーションする透明フォトポリマー「VeroClear」、初期試作に適した半透明／硬質の低価格材料「DraftGrey」が用意されている。

最大造形サイズは1174平方センチメートル、積層ピッチが水平方向積層18.75μm。本体サイズが651×661×1551mmで重量が228kgだ。価格はオープン価格となる。