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独立式デュアルヘッド搭載——デスクトップ型FFF方式3Dプリンター「CreatorPro2」

FLASHFORGEの日本総代理店APPLE TREEが、独立式デュアルヘッド搭載FFF方式3Dプリンター「CreatorPro2」を発売した。

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CreatorPro2は、独立式デュアルヘッドならではの4種類のプリントモードでの成形が可能で、生産性が向上したり3Dプリントの良さを引き出したりすることができる。

photo ミラーモード
photo 複製モード

ミラーモードは、左右反転したモデルを同時プリントできるモードだ。これにより左右分割パーツの生産性が向上する。複製モードは左右に同じモデルを成形できるため生産性が2倍になる。

photo 可溶性サポートモード
photo マルチマテリアル印刷モード

可溶性サポートモードでは、可溶性フィラメントをサポート材として使用でき、そのままでは分割できないような特殊なモデル形状でもサポート材の取り外しが容易になる。サポート材は、PLAに使用可能で水道水などに溶けるPVAと、ABS向けのリモネン液で溶けるHIPSの二種類が使用できる。

マルチマテリアル印刷モードでは、2つのモデルデータそれぞれに使用するヘッドを割り当て、1つのモデルに2色のフィラメントでプリントすることができる。

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プリント方式はFFFで造形サイズが200×148×150mm。造形ピッチは50~400μmでプリント速度が毎秒10~200mmとなる。プラットホーム(ヒーテッドベッド)は120℃まで加温でき、対応フィラメントはABS、PLA、PETG、TPUおよび上記のサポート材だ。

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本体と各種ケーブル、FlashPrint日本語版や取扱説明書の入ったSDカードに加え、MODERA:PLA 1000g×1とPLAフィラメント1000g×1(色はランダム)、プラットフォーム専用シートがセットされており、オンラインショップでの価格は9万8000円(税別、送料別)となっている。

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