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お互い教え合い遊びながら学ぶ——子ども向け協調学習用ゲームシステム「Luqo Home」

子ども向け協調学習用デジタルゲームシステム「Luqo Home」のクラウドファンディングがKickstarterで行われている。

Luqo Home

Luqo Homeは、専用ゲームをタブレットやPCにロードし、大きな押しボタン2つを使って遊ぶ教育ゲーム。子どもたちは計算、言語などに関連するゲームでボタンを交互に押して遊び、お互い教え合い協力しながら学び合うことができるようにデザインされている。対象年齢層は未就学児から12歳までだ。

Luqo Home

Luqo Homeのゲームは、計算能力、言語、コンピュテーショナルシンキング(計算論的思考)などの学習領域と対象年齢(6歳未満/6~9歳/9~12歳)によって分類されており、ゲーム10本を1セットにした「Game Superpack」として販売している。

Luqo Homeの対応OSは、iOS、Android、Chrome OS、Windows。対応言語は英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語などのヨーロッパ言語で、残念ながら日本語には対応していない。

Luqo Home
Luqo Home

押しボタンの大きさは80×80×80mm、重さは200g。電源は135mAhリチウムポリマー電池で、USB経由で充電する。使い方にもよるが1回の充電で1カ月使える。タブレットやPCとはBluetooth 5.2で通信する。

Luqo Home

Luqo Homeの価格は、押しボタン2個(赤×1、青×1)とGame Superpackのセットで109ユーロ(約1万4000円)、Game Superpackを4つ含むセットなら169ユーロ(約2万2000円)だ。ただし、タブレットやPCはセットに含まれないので注意が必要だ。Luqo Homeの出荷は2021年10月の予定で、日本への送料は30ユーロ(約3900円)となっている。

Luqo Homeは4万4200ユーロ(約580万円)を目標に、2021年5月13日までクラウドファンディングを実施する。2021年4月30日時点で約2万3000ユーロ(約306万円)を集めている。

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