新しいものづくりがわかるメディア

RSS


大人も楽しめる電動紙飛行機「フライベリー」

K M-74型 VORTEX(旋風)

電動紙飛行機「フライベリー」がMakuakeで出資を募っている。

プロジェクト実行者の水野宏一氏は、2020年に定年退職するまで航空従事者を育成する学校でパイロットとして勤務していた航空のプロだ。

フライベリーは素材にスチレンペーパーを採用しており、専用充電ボックスを使って充電するだけで、小型コアレスモーターの力で飛行できる。また、コンデンサーやモーターを付け替えたり、オプションのデザインシールでボディーカラーを変更したりして、機体をカスタマイズすることも可能だ。

利用方法は、フライベリーと充電器を左手に持ち、右手で充電器のプラグを機体のソケットに差し込む。充電器のスイッチをオンにし、5秒経過してプラグを抜くとモーターが回るので、前に押し出すように投げると約40秒飛行する仕組みだ。

設計図にはQRコードが記載されており、読み込むと作り方や飛行原理、飛ばすコツを解説している以下の動画を閲覧できる。

機体は先尾翼(機体前方にある小さな翼)とガル翼(反り上がる翼)の主翼にツインテール(2枚の垂直尾翼)を備えた「K M-73型 STAR FLYER」のほか、カナード翼(前方に取り付けた小さな翼)と前進翼(前方に角度を持つ翼)にツインテールの「K M-74型 VORTEX」、デルタ翼を備えた「K M-77型 FALCON」の3種類から選択できる。

1機当たりの価格は3000円。Makuakeでは20%オフとなる2400円で購入できるプランを用意している(価格は全て税込)。

フライベリーはMakuakeで、2021年7月28日までクラウドファンディング中だ。目標金額30万円はすでに達成しており、同年5月31日の時点で35万円以上を集めている。リターンは2021年8月末までに出荷予定だ。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

今人気の記事はこちら

  1. リチウムイオン電池より4倍高いエネルギー密度のリチウム空気電池を開発
  2. 手回し式靴下編み機を作って靴下を編んでみた
  3. ラズパイオシロを自作しよう——Raspberry Pi Pico用オシロスコープ基板DIYキット「PL2302KIT」
  4. 航続距離1000kmのeVTOL「Vertiia」が初の飛行試験に成功
  5. 基板のパターンが109キーボードの配列──はんだ付けだけで自由にキーボードを自作できる「FLINT キーボードを作ろうぜ!キット2」
  6. 最大1200×1200mmの大型加工も可能——ポータブルCNCロボット「Cubiio X」
  7. OKIマイクロ技研、従来の約2倍の高トルク小型モーター「Thumbelina」を開発
  8. スペクトラム・テクノロジーがRaspberry Piを使いWi-Fi 6Eに対応した「WiFiプロトコル・アナライザ V2」を販売開始
  9. OpenAI、チャットボットのChatGPTと文字起こしのWhisperのAPIを提供開始
  10. 金属加工が可能なレーザーマーカー「LM110C」に100Wモデルが登場

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る