大人も楽しめる電動紙飛行機「フライベリー」
2021/05/31 13:30
電動紙飛行機「フライベリー」がMakuakeで出資を募っている。
プロジェクト実行者の水野宏一氏は、2020年に定年退職するまで航空従事者を育成する学校でパイロットとして勤務していた航空のプロだ。
フライベリーは素材にスチレンペーパーを採用しており、専用充電ボックスを使って充電するだけで、小型コアレスモーターの力で飛行できる。また、コンデンサーやモーターを付け替えたり、オプションのデザインシールでボディーカラーを変更したりして、機体をカスタマイズすることも可能だ。
利用方法は、フライベリーと充電器を左手に持ち、右手で充電器のプラグを機体のソケットに差し込む。充電器のスイッチをオンにし、5秒経過してプラグを抜くとモーターが回るので、前に押し出すように投げると約40秒飛行する仕組みだ。
設計図にはQRコードが記載されており、読み込むと作り方や飛行原理、飛ばすコツを解説している以下の動画を閲覧できる。
機体は先尾翼(機体前方にある小さな翼)とガル翼(反り上がる翼)の主翼にツインテール(2枚の垂直尾翼)を備えた「K M-73型 STAR FLYER」のほか、カナード翼(前方に取り付けた小さな翼)と前進翼(前方に角度を持つ翼)にツインテールの「K M-74型 VORTEX」、デルタ翼を備えた「K M-77型 FALCON」の3種類から選択できる。
1機当たりの価格は3000円。Makuakeでは20%オフとなる2400円で購入できるプランを用意している(価格は全て税込)。
フライベリーはMakuakeで、2021年7月28日までクラウドファンディング中だ。目標金額30万円はすでに達成しており、同年5月31日の時点で35万円以上を集めている。リターンは2021年8月末までに出荷予定だ。