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Raise3D、産業用3Dプリンターの新型モデル「Pro3」シリーズを発表

Raise3Dは、産業用FFF方式3Dプリンターの新型モデル「Pro3」シリーズを発表した。

Pro3シリーズは、300℃まで対応可能な独立モジュール式デュアルエクストルーダーを装備した3Dプリンター。ABS、PLAなどの一般的なプラスチックフィラメントに加え、ガラス繊維強化フィラメント、炭素繊維強化フィラメントなど、最終部品の造形に適したフィラメントも使うことができる。

Raise3Dは、Pro3シリーズを、最終部品、ツール、スペアパーツなどの短時間製造や、小ロット生産のニーズに応える3Dプリンターだとしている。

Raise3D Pro3 series
Raise3D Pro3 series

Pro3シリーズには、造形サイズ300×300×300mmの「Pro3」と300×300×605mmの「Pro3 Plus」の2つのモデルがあり、いずれもキャリブレーションの手間を省くオートレベリング機能、チャンバー内の温度を安定させるエアフローマネージャーなどを備えている。

また、Pro3シリーズには「EVE Smart Assistant」と呼ばれる支援機能が組み込まれており、最終的なプリントジョブに影響する可能性がある問題を正確に特定し、問題を解決するようにユーザーをガイドできる。

Raise 3D Pro3 series

Pro3の本体サイズは626×626×760mmで、本体重量は52.5kg。Pro3 Plusの本体サイズは626×626×1105mmで、本体重量は61.15kgだ。

Pro3シリーズの予定価格は、Pro3が5249ドル(約58万円)、Pro3 Plusが7249ドル(約80万円)。発売は2021年末の予定だ。

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