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B9Creations、射出成形型の製作に使える高耐久性レジンを発売

3Dプリンターメーカーの米B9Creationsは、射出成形型の製作にも使える高耐久性レジンを発売した。

B9Creationsの新しい高耐久性ABS/PCレジンは、同社のDLP方式光造形3Dプリンター「B9 Core」シリーズに適合するレジン。高い荷重たわみ温度(熱変形温度)を有し、最終製品の製作や、射出成形の金型に替わる型(モールド)の造形が可能なレジンだ。耐衝撃性があり、射出成形製品に匹敵する非常に滑らかな表面仕上げが可能だ。

B9Creations Robust ABS/PC Resin

3Dプリンターで製作した射出成形型(3Dプリント型)は、従来の金型より大幅に安いコストで、小ロット生産やより速く費用対効果の高いイテレーション(品質向上などを意図した反復作製)を可能にするものだ。

同社によると、従来の金型は通常5000~1万ドル以上の費用がかかるが、今回発売した高耐久性ABS/PCレジンで作製した3Dプリント型にかかる費用は1~10ドルだという。また、従来の金型の場合、イテレーション周期は2~6週間だが、3Dプリント型の場合は平均してわずか1時間で作製できる。

B9Creationsは、3Dプリント型を活用することで、より強じん(レジリエント)なサプライチェーン構築、内製化が可能になり、希望どおりのエンジニアリング材料などを用いてプロトタイプから量産への移行ができるようになるとしている。さらに、3Dプリント型を使うと最小注文数量を減らすことができ、製品をより早く市場に投入することも可能になるという。

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