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円形ディスプレイ付き端末を自作——Framework Mainboard搭載「Mainboard Terminal」

一見するとレトロな置き時計のようにも見えるが、第11世代Intel Core搭載メインボードを採用した端末「Mainboard Terminal」の作製方法がGitHubで公開された。

Mainboard Terminalを作製したのは、以前fabcrossで紹介した「CutiePi Tablet」の開発元の一員であるPenk Chen氏(以下、Penk氏)だ。メインボードにはFrameworkの「Mainboard」を採用。ディスプレイには直径5インチ(127mm)の円形LCDスクリーンを、キーボードにはOLKBPreonicメカニカルキーボードをそれぞれ採用している。LCDスクリーンの解像度は1080×1080だ。

OSには「Ubuntu 22.04 LTS」を使用しており、GitHubにはディスプレイの解像度を設定するコマンドやパッチなどが公開されている。

Mainboard Terminal
Mainboard Terminal
Mainboard Terminal

丸みを帯びた筐体は全て3Dプリント製で、見た目の美観などの理由から5×2mmのマグネットで緩めに固定している。Penk氏は、USB4ポートを利用するには、ねじ穴や切り込みを追加することを推奨している。

Penk氏によると、かねてからこういった円形ディスプレイの端末が欲しかったが、Framework Mainboardの平面図が公開されたことで、ようやく自作してみることができたとのことだ。

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