micro:bit活用のプログラミング授業例を紹介する「子供の探究する力を伸ばすプログラミング教育」
2022/07/28 08:00
ラトルズが、「子供の探究する力を伸ばすプログラミング教育 micro:bitでSTEAM教育」を発刊した。
本書は、プログラミングを他領域の学びに取り入れるメリットや、教育用マイコンボード「micro:bit」を用いたプログラミング授業のつくり方などを紹介。子どもの視野を広げることで課題の発見/解決につながる探究力を養う。5領域を横断的に学習するSTEAM(Science、Technology、Engineering、Art、Mathematics)教育をもとにデザインした授業を多数掲載している。
全4章で構成され、第1章は、「プログラミングを生かした新しい授業デザイン」。第2章は、「授業再録」として小学校でのプログラミング授業の実践例を紹介している。自動で止まるモーターカーを作る内容で、小学4年の理科で習う「電気の働き」を応用した授業などだ。さらに、タブレットやビデオ、振り返りシートなど、授業で必要な材料や準備も確認できる。第3章は、「テーマ別授業展開事例」。日常や社会課題とプログラミングをつなげた授業を取り上げている。第4章は、「資料編」としてmicro:bitの説明など、授業で必要となる知識をまとめている。
本書はB5判146ページで、著者は宮城県登米市立佐沼小学校で教諭を務める金洋太氏。価格は2398円(税込)だ。