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RS GroupがRaspberry Piの製造/販売を終了

RS Groupが持っていたRaspberry Piの製造ライセンスが終了したことにより、今後Raspberry Piの製造は、Raspberry Pi財団とelement14の2社が担うこととなった。

Raspberry Piの国内公認販売代理店KSYによると、Raspberry PiはRaspberry Pi財団とRS、element14(Premier Farnell)の3社体制で製造してきたが、2022年6月末でRaspberry Pi財団とRSとの契約が終了。それに伴いRSは、Raspberry Piの製造および販売を終了した。

Raspberry Pi財団は、今後element14との2社で生産を続け、これまで3社で対応してきた以上の生産量を確保していくとしている。また、今回の供給体制の変更による、日本およびその他の地域での入手性に対する悪影響は無いと見込んでいる。

KSYは、今後Raspberry Pi財団およびelement14からRaspberry Piの調達を継続する。また、今回の供給体制変更とは関係無く、世界的な半導体等の不足によって、同社オンラインショップ上でのRaspberry Piの受注制限は、当面継続される見込みだ。2022年8月23日時点で、Raspberry Pi 400以外の本体基板の在庫はゼロ、受注は法人向けを優先するとしている。

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