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ラズパイで信号機制御——RP2040/FPGAで制御するミニチュア信号機キット

RP2040/FPGAで制御するミニチュア信号機の電子工作キットがKickstarterに登場し、人気を集めている。

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ミニチュア信号機の電子工作キットは、身近な信号機を自分で組み立てて動かすことで、基本的なハードとソフトウェアの知識を身に付けることを目的に開発。LEDのはんだ付けやコーディングの方法を詳しく解説したチュートリアルブックを提供するため、初心者に最適な教材だとしている。

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キットの内容は、道路や横断歩道が描かれ、電子部品やコネクターなどがアセンブル済みのメインボード、信号機モジュール×4(LED×12)、街灯モジュール×8(LED×8)などで構成され、LEDははんだ付けが必要だ。制御ボードには、RP2040を搭載する「STEPico」か、より柔軟なカスタマイズ性と高速処理能力を備え、高度な制御と管理ができるFPGAボード「STEPFPGA」を搭載できる。

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チュートリアルブックは70ページにおよび、キットの組み立てやはんだ付け、コーディングの方法、電子部品やセンサーなどの作動原理など、イラストを使って詳しく解説する。設計データ、STEPico用MicroPythonコード、STEPFPGA用Verilogコードをオンラインで公開する予定で、開設済みのDiscordコミュニティではユーザー同士で情報交換ができる。

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STEPicoがセットになったキットは89カナダドル(約9700円)で、STEPicoとSTEPFPGAがセットになったキットは159カナダドル(約1万7400円)で提供する。出荷は2023年11月の予定で、日本への送料はいずれも22カナダドル(約2410円)となっている。2023年11月1日までクラウドファンディングを実施しており、10月23日時点で6000カナダドル(約66万円)の目標額を上回る約2万5000カナダドル(約270万円)を集めている。

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