fabcross週間アクセスランキング(2024年7月1日~7月7日)
2024/07/08 11:45
先週 7/1から7/7まで、fabcrossで人気のあった記事ベスト10をご紹介します。
第1位
二酸化炭素をほぼ100%の効率でクリーン燃料に変える安価な方法
米シカゴ大学の研究チームが、安価で豊富に存在する亜鉛触媒を使用し、ほぼ100%の効率で二酸化炭素(CO2)をクリーン燃料や有用化学物質に変換する方法を開発した。同技術は、温室効果ガスの排出を削減するクリーンなエネルギーループを作り出し、気候変動問題の解決策を提供するという。同研究成果は2024年5月24日、「Nature Catalysis」誌に掲載された。
第2位
実際に回路を組んで学ぶ——初心者向けアナログ回路学習用DIYキット
初心者向けアナログ回路学習用DIYキットがKickstarterに登場し、目標額の調達に成功している。
第3位
fume、ブラウザーで3Dモデルを簡単作成できる「ParamaCraft」を公開
fumeが、ブラウザーで手軽に3Dプリント用データを作成できるツール「ParamaCraft」のβ版を公開した。
第4位
Arduinoで航空無線が聴ける——Arduino Nanoで制御するエアバンド受信シールド「SCARP」
Arduino向けエアバンド(航空無線)受信シールド「SCARP」がKickstarterに登場し、人気を集めている。
第5位
CPU性能を100倍にするチップ「PPU」を開発——フィンランドのスタートアップFlow
フィンランドのスタートアップ企業Flowは、2024年6月11日、あらゆるCPUの性能を100倍に向上させるという、「Parallel Processing Unit(PPU)」アーキテクチャを発表した。同時に、北欧のVCなどからの総額400万ユーロ(約6億9000万円)の調達も公表した。
第6位
micro:bitで夏休みの自由研究に最適な電子工作を体験できるキッズイベントから、回路設計に必要な基礎を学べるワークショップまで(7月7日~)
ものづくり関連のイベント情報を毎週まとめてお知らせします。
第7位
Raspberry Piやセンサー類を搭載——ヴイストンが「ひろちゃん-R」発売
ヴイストンは2024年6月28日、ATR(国際電気通信基礎技術研究所)と共同開発したヒーリングコミュニケーションデバイス「ひろちゃん-R」の販売を開始した。
第8位
ラズパイとChatGPTで、AIホームアシスタントデバイスを自作
Raspberry Pi公式ブログは、ラズパイとChatGPTを使い、安価に自作できるAIホームアシスタントを紹介した。イギリスのクリエイターAdam Sheppard氏によるプロジェクトだ。
第9位
下肢障害者のための立って乗る車いす「Qolo」はモビリティが持つ「自由さ」を体現する
人はいろいろな理由で車いすを使う。手術後など一時的に使うだけの場合もあるが、事故による脊髄損傷、脳卒中など病気による体のまひ、加齢による筋力の衰えなどで日常的に乗らなければならなくなるケースも少なくはない。車いす中心の生活を送る下肢障害者に「立ち上がって生活する自由」を届けるべく「立って乗る車いす」を開発する筑波大学発スタートアップ、Qolo株式会社の代表取締役 江口洋丞(えぐち ようすけ)氏にインタビューを行った。
第10位
2024年夏に成層圏での「気球宇宙遊覧」がスタート——岩谷技研が目指す有人飛行
気球による高度2万m台の有人飛行を目指す「岩谷技研」。2024年夏には有人による商業運航をいよいよスタートする。同年6月2日に実施した試験飛行では高度1万555mの成層圏に到達した。
fabcrossは、北海道江別市にある同社の製造拠点とオフィスを取材。創業者の岩谷圭介氏に加え、高高度気球の飛行試験や、キャビン搭載機器の開発に勤しむ社員にインタビューした。実現までに数十年を要するとも言われた成層圏の有人飛行、その夢を叶えようとする人たちの思いに迫る。