先日もレゴ マインドストームのイベントレポートを掲載したが、今回のイベントでもマインドストームは大活躍した。マインドストームはレゴパーツとモーターや各種センサを接続できるコントロールユニットを組み合わせて、プログラムによるデバイスの制御を学べるプログラミング教育ツールだ。今回はテーブルごとに協力し合い、ブロックを白い枠線からはじき出す「簡易お掃除ロボ」を制作した。

子どもたちの独創性と大人の技術を組み合わせた作品が出来上がった。

今回のイベントは、TMCNだけでなくICT業界に関わる女性たちのコミュニティーである「Windows女子部 」とのコラボ開催となり、Windows女子部からは活動成果である「KineMissile」の報告が行われた。イベントの前週に開催された2回のワークショップの中で、高度な機能を持ち手軽に使える画像／モーションセンサ「Kinect V2」の基礎を学びながら、顔と手の認識と、手のジェスチャーでUSBミサイルを発射するアプリを開発した。

Kinectにより顔認識をして赤い枠を描画する。赤い枠により命令者の顔が認識されていることが分かる。

左手を上げて下ろすと、その動作をKinectが検出し、横にあるゴムミサイルが発射される。結構速いスピードで飛ぶ上に連射式なので、デモでは異様な盛り上がりを見せた。

本ワークショップの報告資料はこちらで公開されている。Kinect v2の開発の構成や必要な開発環境など、初心者に役立つ情報が記載されているので、合わせて見てほしい。