ゲストで登場したArduinoの開発者デイビッド・クァティレス氏にもインタビュー
真夏のお台場を熱くするMakerの祭典Maker Faire Tokyo 2016 レポート
Makersの祭典、Maker Faire Tokyo 2016が、8月6日、7日と夏真っ盛りのお台場・東京ビッグサイトで開催された。出展者総数400組、2日間の延べ来場者数は約1万8000人とますます充実の度合いを増している。東京ビッグサイトでの開催は2014年からだが、ゆったりとした会場、各分野が一堂に会した出展ブースなど、早くも定着の感がある。野外は真夏の太陽がさんさんと輝くが、会場内もそれに負けない熱気にあふれていた。目に付いた展示内容をリポートしてみたい。(撮影:SHIGS)
新たな作品が続々登場。Makerの増殖は止まらない。
会場はテーマによって8つのゾーンに分かれているが、まずはエレクトロニクス&IoTゾーンに向かう。エレクトロニクス関連の作品はMaker Faireの原点とも言える分野だが、例年以上にアイデアにあふれた作品が多かった。背景には、3Dプリンタやレーザーカッターなどの道具の充実、あるいは身近にできたファブリケーション施設の存在などがありそうだ。電子工作のハードルはますます低くなり、多くのMakerが新たに生まれている。