今週行ってみたいイベント
【写真レポート】あの頃のラジカセが100台集結——大ラジカセ展 が池袋パルコで開催
fabcrossでもおなじみ、家電蒐集家の松崎順一さんが監修した「大ラジカセ展」が2016年12月9日から27日まで東京・池袋パルコ本館のパルコミュージアムで開催される。 会場では100台のヴィンテージラジカセが展示される他、カセットテープや当時のパンフレットなど貴重な資料も展示される。12月8日に行われたメディア、関係者向けの内覧会の様子をレポートしたい。
懐かしいアイテムから珍品まで100台のラジカセが集合
会場では松崎さんのセレクトによるラジカセがテーマごとに展示されている。製品の展示以外にもカセットテープやラジオ番組のポスターなどの展示、クリエイターによるカセットテープのコレクションもあり、多面的に当時の文化を体感できる。
王道のラジカセだけでなく、楽器やテレビなど多機能ラジカセも多数あり、ラジカセの奥深さが伺い知れる内容となっている。
次の時代を担うデザイナーやエンジニアが、原点に触れる場所
「大ラジカセ展」の開催について松崎さんは「日本の家電メーカーが疲弊している現状に対して、日本が世界に誇れるプロダクトを作っていた頃を振り返り、エッセンスを感じ取ることで未来につなげてほしいという思いが『大ラジカセ展」には込められています。
マニアの人だけに向けたものではなくて、次の時代を担うデザイナーやエンジニアにも来ていただき、原点を感じ取ってほしいと思います」とコメントしている。
日本発アナログ合体家電『大ラジカセ展』
会期:2016年12月9日(金)〜12月27日(火)10:00~21:00(最終日は18:00閉場)
※入場は閉場の30分前まで
会場:パルコミュージアム 池袋パルコ本館7F
オフィシャルサイト:http://dairadicasseten.haction.co.jp/