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専門家によるドローン分解レポート

バラしてわかった!! 超人気ドローンは3000個のパーツで組み立てられた空飛ぶノートパソコン?!

2010年あたりから人気に火が付いたドローン。さまざまな活用に期待がかかっている反面、落下やプライバシー侵害などに関する不安の声を受け、違反者に罰金の支払いを科す航空法改正案が2015年中に施行される見通しとなった。こういった法規制により逆に安全意識が高まり、今後はドローンの有用性を認めるムードが強まるとみられている。

家電量販店でも売られ、誰でもが購入できるドローンだが、実際にどのような構造のものが飛んでいるのかを知る機会は少ないだろう。そこで今回は、モバイル機器や家電製品などの分解/調査を専門とする“分解屋”柏尾南壮氏の協力の元、その中身を覗いてみた。(撮影:加藤甫)

注釈:分解屋とは?

どこのメーカーでも少なからず自社で工業製品の分解/調査を行っているが、必要に応じて外部のエンジニアに分解/調査を依頼することがある。それを請け負うのが、あまり世間に知られていない分解屋という仕事。分解を専門とするエンジニア(リバースエンジニア)はまだ日本では珍しい存在で、分解調査専門会社は国内で5社程度、エンジニアの人数は20人弱といわれている。

フリーの分解屋として活躍する、フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズ 柏尾南壮氏。 フリーの分解屋として活躍する、フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズ 柏尾南壮氏。

今回分解したのは、今や世界における商用ドローン販売シェアが50%を超えるといわれている中国DJIの、最新機種「PHANTOM 3 Professional」。大人気の商品で、2015年5月の発売当初は事前予約なしでは入手が難しかったそうだ。
仕様は以下のようになっており、日本国内での販売価格は17万5000円(税別)。

  • 重  量:1280g
  • サ イ ズ :289×289×185mm
  • 最高速度:秒速16m(時速約57km)
  • 航続時間:最大23分
  • 通信距離:最大2km

※ここではすでに分解された機体を紹介しているので、全体の形はメーカーサイトで確認していただきたい。

4Kの動画撮影が可能なカメラユニット

PHANTOM 3の最大の特徴は、4Kでの動画撮影ができるということ。まずは、このカメラユニットの部分から紹介したい。

1.カメラユニットはジンバルと呼ばれる3軸の回転台に固定されている。2.ジンバルは3個のモーターを使って常にカメラを水平に保っている。3.レンズは開放絞り値2.8と最近のスマホと比べると少し暗めだが、日中屋外での撮影ならば問題はないだろう。4.イメージセンサにはソニー製のExmorを採用。最大画素数は12.4Mピクセル、サイズは1/2.3インチなのでコンパクトデジカメに採用されているクラス。 1.カメラユニットはジンバルと呼ばれる3軸の回転台に固定されている。2.ジンバルは3個のモーターを使って常にカメラを水平に保っている。3.レンズは開放絞り値2.8と最近のスマホと比べると少し暗めだが、日中屋外での撮影ならば問題はないだろう。4.イメージセンサにはソニー製のExmorを採用。最大画素数は12.4Mピクセル、サイズは1/2.3インチなのでコンパクトデジカメに採用されているクラス。

カメラユニット自体には、デジカメの手ぶれ補正のような機能は付いていないが、ジンバルの動きとカメラ用ICによるデジタル処理によって、誰でもが簡単に滑らかな空撮映像が撮れることを実現しているようだ。

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