つくばの研究者と燃える! ロボット大相撲大会
つくばの研究者たちと燃える! マキビシ、ロケットパンチ、何でもありの「ロボット大相撲大会」
ロボットを組み立てながらアイデアブレスト開始!
説明が終わると、自己紹介してからランダムに4人ずつ2つのチームに分けられた。両チームには新品のXYZrobot Bolideが1台ずつ手渡され、実際の組み立て作業に移った。会場にはXYZプリンティングジャパン スタッフもスタンバイ。スタッフの充実したサポート体制のもと、XYZrobot Bolidを組み立てながら平行してアイデアブレストも進められた。
まずはXYZrobot Bolideの箱を開け、説明書を専用サイトからダウンロードして部品がそろっているか確認する。
XYZrobot Bolideの仕組みは簡単だが、センサやサーボモーターが多数搭載されているので部品点数が多く、組み立てにはやや時間が掛かった。同じような部品でもうっかり説明書を読み間違えると腕や脚まわりから致命的なエラーが起きやすいため、慎重に作業は進められた。アイデアは交代で付箋にメモした。
イベントには日本で日本語の先生をしているというアメリカ人とドイツ人のエンジニアも参加。XYZrobot Bolideの英語版説明書もダウンロードし、日本人と協力しながら作業は進んだ。
組み立てが終わったら最後は起動して動作チェック。配線や部品を間違っている箇所があるとモーションは作動しない。
そろそろ1日目のタイムアップが近づいてきた。両チームともほぼ同じペースで作業が進み、順調のように見えたが、動作チェックしたところ、片方のチームはサーボの位置が間違っていることが判明。スタッフのサポートを受けながら最後まで急いで直してみたが、ここでタイムアップ。原因が特定できたところで、残りは宿題とした。
「黒モ赤」と「黒ひげ」チームに分かれ、メンバー同士で連絡先を交換。最後はチームごとに1週間の進め方や作戦を立てながら盛り上がり、1日目が終了した。
ここから1週間後の大相撲大会本番までにアイデアを形にする。「ロケットパンチを飛ばす」や「小さいボール玉を転がして相手を転ばす」など、たくさんのアイデアが出ていた。どんな改造が施された登場するのか本番が楽しみである。