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Dr.片山の100均ロボット研究室

Dr.片山の100均ロボット研究室 ハロウィンが近いので毛玉取り器でガイコツ人形を踊らせてみた

こんにちは。片山均(かたやま ひとし)です。愛媛県八幡浜市にある三瀬医院で院長を務めながら、100均ロボットの研究室で日々低予算ロボット製作をしています。

10月といえばハロウィンですね。コロナ禍で派手にコスプレパーティなどはできなさそうですが、せめて気分だけでもハロウィンを味わいたいということで、100均の毛玉取り器を使ってガイコツ人形を踊らせてみました。

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実は去年の今頃は、ホネザイルのチューチュートレインなんてものを作りました。

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もうひとつ、チューチュートレインハンディタイプも作りました。こうしてハロウィン気分を盛り上げていたわけです。

さて、今年はどうしようかと考えて、ちょっと規模を縮小して、ガイコツ1体だけですがその分ビッグサイズのものを作ってみました。かなり激しく踊りますよ!

踊るガイコツの製作過程

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材料は以下の通りです。

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  • ガイコツ人形(40cmくらいあります)
  • 100均の毛玉取り器(羽根は取り外します)
  • 竹のお箸
  • ストロー
  • 厚紙
  • タイルマット
  • 輪ゴム
  • レース糸
 
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まずはコンパスカッターで円形に切り出した厚紙とタイルマットをグルーガンで接着して、大小3個のプーリーを作ります。

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竹のお箸とストローで毛玉取り器を載せるやぐらを作ります。

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大きいプーリーをやぐらに取り付けて、顔を動かすためのクランクを作っていきます。

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小さいプーリー2個をやぐらに取り付けます。

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腕と脚を動かすためのてこクランクを作ります。

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毛玉取り器を取り付けて動作確認。首のクランクが回転し、肩関節、脚関節も動いているのですが、まだちょっとわかりにくいですね。

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今回の主役、ガイコツ君の手足を一度バラバラにします。ちょっとホラーですね。

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バラバラになった腕や脚をレース糸でつないで、肘関節、膝関節を作ります。ちょっとした手術みたいですね。

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やぐらにガイコツ君の胴体を接着します。

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ガイコツ君の肩に腕を、股に脚を接着します。

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首を動かすために、てこクランクを作ります。

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やぐらにスタンドを取り付けます。

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やぐらに毛玉取り器をセットして輪ゴムを掛けます。

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踊るガイコツの完成です。

歪んでもしっかり動く頑丈な設計が持ち味

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今回のガイコツ君のポイントは、3つのプーリーと5つのてこクランクで首と手足を動かしているところ。かなり首と手足が激しく動くように設計しています。

ガイコツ君が比較的大きく、手足を伸ばしたまま踊らせるとモーメントが大きくなり、モーターや、肩関節、股関節に負担がかかりそうでしたが、肘と膝を曲がるようにしたことで負荷が減ったようです。

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肘関節、膝関節を作るときは、レース糸を曲げたい方向にU形にして接着すると、2本の糸がつながったままでねじれません。

今回のガイコツ君、寸法をしっかり測って設計したのですが、組み立てているうちに歪んでいってしまい、肩関節と股関節の一部の除去手術を行うことになりました。しかし、幸いにも見た目はよくなったので結果オーライ。私の100均ロボットは歪んで作ってもしっかり動く頑丈な設計が特徴です。たまに動きませんが…。

今回はシンプルな機構でダイナミックにダンスするガイコツ君のオブジェができました。これに飾り付けをしていけばもっと楽しくなるでしょう。この時期、100円ショップには暗闇で光るタイプの蓄光クリームのようなものが売っていたと思うので、木工ボンドと混ぜて塗ると、うまく光らせることができるかもしれません。ぜひ試してみてください。

みなさんも踊るガイコツ君を作って、ハロウィン気分を盛り上げてみてはいかがですか?

第7回の研究発表は以上です。次回もお楽しみに!


企画・制作:片山均
取材・文:三浦一紀

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