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Dr.片山の100均ロボット研究室

Dr.片山の100均ロボット研究室 おもちゃの電車を載せるだけ! 手のひらサイズの6脚歩行ロボット

こんにちは。片山均(かたやま ひとし)です。愛媛県八幡浜市にある三瀬医院で院長を務めながら、100円ショップのあれやこれやを使って低予算ロボットの研究を行っています。

いつもは100円ショップの毛玉取り器を使ってロボットを作っているのですが、今回は新しいアイテムを見つけました。100円ショップのおもちゃの電車です。これ、毛玉取り器と同じように、スイッチ、電池ボックス、モーターが内蔵されていて、まさに100均ロボットの素材としてピッタリ! ということで今回はこのおもちゃの電車を使って手のひらサイズの6脚歩行ロボットを作りました。その名も「電車で動く手のひらサイズの6脚歩行ロボット」です。

電車で動く手のひらサイズの6脚歩行ロボットの製作過程

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材料は以下の通りです。

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  • プチ電車シリーズ成田エクスプレス2駆動車(ダイソーで購入)
  • 竹のお箸
  • 竹串
  • 竹フルーツようじ
  • 木製スティック
  • ミニストロー
  • ロリポップスティック
  • タイルマット
  • 画鋲
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木製スティックはピンバイスで穴を開けて、ニッパーで必要なサイズに切ります。

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コンパスカッターを使い円形に切り出した2個のタイルマットの中心に竹串を通します。この後、タイルマットの間に木製スティックを挟み、タイルマットの中心をずらした位置にもう1本竹串を通します。

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木製スティックと竹串でクランクを作っていきます。

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竹のお箸、ミニストロー、木製スティックをグルーガンで接着して電車を載せる台を作ります。

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竹のフルーツようじを6本用意してピンバイスで穴を開け、脚を作っていきます。

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脚の取り付け位置にロリポップスティックを装着していきます。

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割ピンよりも留めやすい画鋲で脚を取り付けます。

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「電車で動く手のひらサイズの6脚歩行ロボット」の完成です!

電車を載せるだけでとことこ歩くかわいいロボット

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今回作ったものは手のひらサイズでコンパクト。電車は載せるだけなので加工は一切必要ないというところがポイントです。

これまでにも使ったことがあるいろいろな100均素材を組み合わせた結果、かなりコンパクトになりました。電車は駆動系のものであればどれでもOK。ロボットに使うストローの色を電車の色とコーディネートするとおしゃれになります。

脚を動かす3本の回転軸を同期させるために、多節リンクにした平行クランク機構を採用していますが、厚み(横幅)が出ないように作るのは結構大変でした。結局2本の回転軸だけを多節リンクにすることで解決。ただ、前に進むときにはまったく引っかかる様子はないのに、後方に進むように軸を回転させると時々引っ掛かってしまいます。ロボットの動きには支障ありませんが、ちょっとモヤモヤした気分です。

これまでの毛玉取り器ロボットは、毛玉取り器をプーリーの輪ゴムでやぐらに固定していたのに対し、電車ロボットは載せるだけというのが大きな違いです。

おもちゃの電車にはギアが内蔵されているため、毛玉取り器ロボットに比べると動きは遅くなっていますが、その分パワーがあります。これからは、それぞれの特性を生かしてロボットを作っていきたいと思います。

今回の研究発表は以上です。それでは、また次回!


企画・制作:片山均
取材・文:三浦一紀

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