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かんたん3Dモデリング~Fusion 360はじめの一歩

【第6回】みんなで楽しいものづくりができる!コラボレーション機能のご紹介

「誰かの3Dデータじゃなく、自分で3Dデータからものづくりしたい! でも3D CADは難しいというし……」と、ためらっていた方にぴったりの3D CAD入門。Autodeskの無料で使える高機能3D CAD「Fusion 360」を操り、3Dモデリングの“はじめの一歩”を踏み出そう。

執筆は、まったくの3Dモデリング初心者にFusion 360を使った3Dデータ作りセミナーを各地で開催し、「Fusion 360 操作ガイド ベーシック編」と「Fusion 360 操作ガイド アドバンス編」の2冊の著者でもある、3Dワークス 最高技術責任者の三谷大暁さんだ。

こんにちは、三谷です。

第6回は、Fusion 360の特徴の一つであるコラボレーション機能をご紹介します。

Fusion 360は「次世代クラウドベース3D CAD」とうたっており、データはクラウド上に保存されます。これにより、全世界のFusion 360ユーザーや、Fusion 360を持っていない方同士でもモデルデータを共有して、一緒にものづくりができるコミュニケーションツールとしての機能を提供しています!

早速見てみましょう。まず、Fusion 360を使う上で覚えておく必要があるのがデータパネルです。ここにFusion 360のデータがすべて格納されます。WindowsのエクスプローラーやMac OSのFinderは使わず、データパネル内でデータの移動、コピー、削除、フォルダ作成等を行います。

データパネルの一番左上にある「<」マークをクリックすると、以下のような画面になります。この画面はプロジェクト一覧です。プロジェクトというのはFusion 360でデータを管理する際の一番大きな単位で、お仕事であれば業務案件にあたる一番大きな単位です。プロジェクトをダブルクリックするとその中にフォルダやデータが保存されるという構造になっています。

実際にデータを保存するには、保存ボタンを押して、保存先を指定します。

左側のプロジェクト一覧から、保存したいプロジェクトを選択し、フォルダを新規で作るなどしながら保存を行います。

文書ファイルはデスクトップに保存する、といった作業が一般的ですが、Fusion 360のデータはすべてFusion 360の上で作業すると覚えておいてください。

実はこの段階で既にデータはクラウド上に保存されています。それを一番手軽に体感できるのが、アプリを使う方法です。iPhoneやiPad、Androidスマートフォンをお持ちの方は、「Fusion 360」で検索し、アプリをインストールしてください。Fusion 360を使う際に使用したAutodeskアカウントを入力すると、作ったデータがモバイル端末で確認できます。

それでは保存したデータの共有について見ていきましょう。こちらもクラウドであることを活用します。

[パブリックリンクを共有]という機能を使います。

チェックを入れると、そのデータに直接アクセスできるURLが自動的に生成されます。

このリンクをメールなどに貼り付けて送ると、受け取った側は……なんと、Fusion 360が入っていなくてもWebブラウザで3Dをぐるぐる回しながら確認できるのです。

他にも、共有プロジェクトを設定して複数人で一つのものを作り上げたり、コメント機能で3Dモデル上にコメントを残したり、「みんなでコラボレーションしながらいいものを作っていく」という、まさにこれからの時代にマッチしたコラボレーション機能を持っています。

通常のCADは3Dデータを作るためのソフト、という位置づけですが、Fusion 360はコラボレーションまで含めたプラットフォームを提供しています。

次世代のものづくり、ぜひ体感してみてください!

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