no new folk studio 菊川裕也インタビュー
「Orphe」は“光と音と動きが自由に行き来できる世界”のハブ:no new folk studioが目指すもの
起業、no new folk studioの誕生
2014年8月、GUGENのHiramekiハッカソンに参加。このときのモチベーションは「仲間を集める」ことだったという。ハッカソンでは予想以上に良いチームになり、LuminouStepをブラッシュアップするだけではなく、ネットにつないで光るパターンを共有するというアイデアが加わり、プロトタイプのアプリを開発した。
そして、菊川さん(当時博士課程在籍)、金井さん(修士課程卒業後就職していたが退職して参加)、Hiramekiハッカソンのときのメンバーも何人かジョインする形で起業。no new folk studioの誕生だ。
開発はまだまだ試行錯誤中
Orpheに限らず、小さなスペースの中に実装したい機能を収めるというのは容易なことではない。約100個のLEDを個別制御するにはICを使う必要があるし、9軸センサ、マイコン、無線モジュール、バッテリとパーツの数も多い。加えてコストダウン、安全性……。実際、まだまだ試行錯誤中だ。