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オリィ研究所 吉藤健太朗インタビュー

オリィ研究所 吉藤健太朗--課題解決型ものづくりのポイントは短期間のプロジェクトを一人で始めること

これからものづくりをしようと思っている人へのアドバイス

「番田君のような人がOriHimeの姿で就職したり、自分で会社を作ったりして、自立して収入を得て生活できるようになること、それが私にとってのゴールです」(吉藤氏) 「番田君のような人がOriHimeの姿で就職したり、自分で会社を作ったりして、自立して収入を得て生活できるようになること、それが私にとってのゴールです」(吉藤氏)

最近はものづくりのハードルが下がってきたことから、吉藤氏のように課題解決のためにものづくりをしてみたいと思う人も増えている。そんな状況を吉藤氏は「ものづくりはそんなに難しくないということにみんなが気づき始め、ソフトウェアをやっていた人たちがハードウェアもやってみようかと思うようになってきました。これは自然な流れだと思います」と見ている。

改めて、そういった人たちへのアドバイスを伺ってみた。「一番やってほしくないのは、ものを作ってからこれでなにが解決できるんだろうと考え始めることです。例えば、自分の想像だけでこういうものに使えますと言ってしまうと、それを聞いた本当に困っている人たちは期待して希望を持ちます。でも、結局それが製品化されないまま終わってしまうと、その人たちを落胆させてしまうことになるのです」

そんな吉藤氏が今力を入れている課題は、ALSの患者さんたちにもっとOriHimeを使ってもらうということ。また、OriHimeのオープンソース化も視野に入れていて、「そのうちに公開したいと思っています。そのための課題は、エンジニアの人手不足を解消することです」と語る。

この課題も、きっとさまざまな経験を積んできたアイデアによって、解決していくことになるだろう。どうやら、OriHimeハッカソンが開催される日もそう遠くないようだ。 

ALSの患者さんのために、目線だけでOriHimeを動かす研究も進めている。米フロリダ洲のオーランドで開かれたALSの世界会議にも、OriHimeを使って日本から出席した。 ALSの患者さんのために、目線だけでOriHimeを動かす研究も進めている。米フロリダ洲のオーランドで開かれたALSの世界会議にも、OriHimeを使って日本から出席した。

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